2026年1月28日(水)、本学において生活科学科居住環境コースの卒業研究発表会が開催されました。この発表会は2年生がゼミで1年間取り組んできた研究成果を発表するものです。今回は建築計画ゼミ、都市計画ゼミ、情報科学ゼミ、環境問題ゼミから計38名の学生が発表しました。
建築計画ゼミでは、個人またはグループで取り組んだ設計作品について、16名全員が発表を行いました。テーマは、建物・コミュニティの再生、地域活性化、環境共生、防災対策、多様性の尊重、デジタル技術の活用など多岐にわたり、現代社会や地域、家族が抱える課題に対して、独自の視点から解決策を提案していました。建物の規模は、住宅スケールから大規模な超高層ビルまで様々でしたが、いずれの作品も、人々の暮らしを豊かにし、地域に活力をもたらす空間のあり方を追求しており、図面や模型、CG、動画など多様な手法を用いて作品の特徴を効果的に表現していました。
都市計画ゼミでは、今年度は卒業設計8品と卒業論文4編の計12作品となった。どれも卒業研究の成果としてふさわしい内容である。卒業設計としては、学生の地元の人口減少や地域活性化などに精力的に取り組んだ8作品、「学生✕商店街 ~学生が集まり、地域と繋がる日常の場~(設計)」、「TOYOTA STADIUM STATION ~滞在する駅の再構築~(設計)」、「旧松代駅舎の地域活性化に向けた再生(設計)」、「加太の青春拠点 ~人口流出を防ぐ、心的波止場~(設計)」、「声を編む設計 ~滝原・木つつ木館周辺の空間提案~(設計)」、「歴史を塗り重ねていくまち黒江(設計)」、「ずっと続く街をめざして ~小さな拠点~(設計)」、「ぐんぐんあやべ ~子どもの遊び場づくり~(設計)」があり、卒業論文としては、地元の歴史や社会問題に取り組んだ4編、「旧東海道・石薬師宿の街並みと地域文化の継承 ~住民の視点からみる歴史と記憶~(論文)」、「過疎地域の実態 ~市・町・村~(論文)」、「雲出小学校の空き教室活用 ~手紙で地域と繋がろう~(論文)」、「交通インフラと大規模イベント ~F1開催時における鈴鹿市の交通マネジメントを探る~(論文)」となった。いずれも調査にもとづきながら、その解決に向けた論考や提案をまとめた論文及び作品であった。
情報科学ゼミでは、今年度は6件の発表がありました。近年の生成AIの技術の進展に伴い、生成AIに関する研究(『AIが生成したASMR動画は「新しいメディアコンテンツ」と呼べるのか?』、『音楽生成AI検出における誤判定を誘発する事例の研究」)の発表が2件ありました。インターネットに関する問題に着目した研究(「インターネット詐欺対策の調査」、「インターネット上の誹謗中傷問題とその対策の調査」)の発表も2件ありました。その他に、津市の高齢者のスマホの利用状況を調査した研究や高速なタイピング手法について検討した研究の発表がありました。
環境問題ゼミからは、「訴訟における自然の権利」と「森林保全における環境アセスメント」の2件の発表がありました。
学生にとって2年間の集大成ということもあり、緊張感を持ちながら熱のこもった充実した内容の発表会となりました。
| タイトル | 発表者 |
|---|---|
| 灯の教会 | 青江 |
| 「津市の温暖化対策をコンパクトシティから」 | 赤倉 |
| 学生✕商店街 ~学生が集まり、地域と繋がる日常の場~ | 安土 |
| 森林保全における環境アセスメント | 荒井 |
| 地方都市のシニア世代のスマホへの意識とICT利活用状況の調査 | 池田 |
| 訴訟における自然の権利 | 石川 |
| 旧東海道・石薬師宿の街並みと地域文化の継承 ~住民の視点からみる歴史と記憶~ | 伊東 |
| インターネット詐欺対策の調査 | 尾崎 |
| 過疎地域の実態 ~市・町・村~ | 梶川 |
| 生成AIを活用した大型建造物の設計 ~名古屋に新しいランドマークを~ | 加島 |
| QWERTY配列における高速なタイピングの実現手法 | 北畠 |
| 部屋で漂流する私たち | 高 |
| TOYOTA STADIUM STATION ー滞在する駅の再構築ー | 後藤 |
| 旧松代駅舎の地域活性化に向けた再生 | 近藤 |
| 支え合いが日常になる建築 | 笹川 |
| シン環境センター ~変化に居場所を与える建築~ | 菅井 |
| 津城天守閣復元構想 | 杉山 |
| AIが生成したASMR動画は「新しいメディアコンテンツ」と呼べるのか? | 鈴木 |
| 伊勢シーパラダイスリノベーション ~海と人との交流拠点~ | 高士 |
| 加太の青春拠点 ~人口流出を防ぐ、心的波止場~ | 高坪 |
| 人と人が繋がる高洲町アパート ~既存ストックによる再生戦略~ | 満塩 |
| 癒しの空間 | 寺田 山田 |
| 小さなまちの大きな広場 ~第2の居場所づくりへ~ | 中村 |
| 声を編む設計 ~滝原・木つつ木館周辺の空間提案~ | 西岡 |
| 図書館のそばにある小さな休息 | 野下 |
| 歴史を塗り重ねていくまち黒江 | 日置 |
| インターネット上の誹謗中傷問題とその対策の調査 | 藤田 |
| Empowered Paws ~身体感覚が主役になる場所~ | 藤原 前田 |
| 雲出小学校の空き教室活用 ~手紙で地域と繋がろう~ | 松島 |
| ずっと続く街をめざして ~小さな拠点~ | 三代 |
| 集いと避難のランドマーク | 森山 |
| デジタル時代の家族をつなぐ住まい | 森吉 |
| 交通インフラと大規模イベント ~F1開催時における鈴鹿市の交通マネジメントを探る~ | 山川 |
| 音楽生成AI検出における誤判定を誘発する事例の研究 | 山口 |
| ぐんぐんあやべ ~子どもの遊び場づくり~ | 山下 |