学科紹介
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古畑 淳

法経科 教授 古畑 淳 Jun Furuhata 

学位:修士(公共政策)(山梨学院大学、1997年)
担当科目:行政法、地方自治法、法学基礎演習、演習、社会科学演習

略歴

1997年3月 山梨学院大学大学院公共政策研究科修士課程修了
2004年3月 神奈川大学大学院法学研究科博士後期課程単位取得満期退学
2004年4月 桜花学園大学保育学部保育学科 専任講師
2007年4月 桜花学園大学保育学部保育学科 准教授
2014年4月 桜花学園大学保育学部保育学科 教授
2023年4月 三重短期大学法経科 教授

研究テーマ

福祉行政における行政手続保障の研究、子どもの福祉をめぐる裁判例の研究、デンマークの教育法の研究

所属学会

日本公法学会、日本社会保障法学会、日本社会福祉学会、日本子ども虐待防止学会、日本保育学会

最近の主要研究業績

[著書]
・田村和之、古畑淳編『子ども・子育て支援ハンドブック』(信山社、2013 年)。
・田村和之、古畑淳、倉田賀世、小泉広子『保育判例ハンドブック』(信山社、2016 年)。
・「虐待通告に対応する児童の安全確認の法制度の考察」鈴木博人、横田光平編『子ども 虐待の克服をめざして』(尚学社、2022 年)59-79 頁。

[論文]
・「デンマークの特別のニーズを有する若者を対象とする青年期教育制度について――デンマークのSTU法の構造(1)(2)(3・完)」桜花学園大学保育学部研究紀要第20号(2019年11月)83-102頁、第21号(2020年3月)105-129頁、第23号(2021年3月)167-190頁。
・「保育施設の構造設備の瑕疵を争点に含む保育事故の裁判例の考察(1)(2)」桜花学園大学保育学部研究紀要第15号(2017年3月)101-109頁、第16号(2017年10 月)111-124。
・「保護者が育児休業する場合の在園児の保育所の利用継続について――所沢市保育所「育休退園」処分執行停止申立事件の検討」賃金と社会保障第 1663・64号(2016年8月)86-114頁。
・「改正児童福祉法及び子ども・子育て支援法が定める新しい保育所の利用手続について」桜花学園大学保育学部研究紀要第11号(2013年)83-92頁。

[判例研究]
・「認可外保育施設での宿泊保育において体調不良の乳児が熱中症対策や医療的措置が講じられなかったために死亡したことについて、同施設の園長の不法行為に基づく園長及び有限会社の損害賠償責任と、同施設に対する市長の調査・指導監督権限の不行使に基づく市の賠償責任が認められた事例(宇都宮地裁令和2年6月3日判決)」早稲田法学第98巻第1号(2022年)79-96頁。

最近の社会的活動

2016年9月 豊明市子ども・子育て会議会長(2018年8月まで)
2022年4月 豊明市、日進市及び東郷町における行政不服審査会委員(現在に至る)

最近の研究課題

 子どもの福祉の実現のための行政手続保障のあり方について研究しています。また最近では、デンマーク社会への関心から、特別のニーズを有する若者のための教育制度について研究しています。子どもや若者に焦点を当て、行政法と地方自治法の研究に取り組んでいきたいと考えています。

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