学科紹介
Department
学科紹介
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田添 篤史
法経科 准教授 田添篤史 Atsushi TAZOE
学位:博士(経済学 2012年 京都大学)
担当科目:経済原論、統計学、経済学史
略歴
2007年3月 京都大学経済学部卒業
2009年3月 京都大学経済学研究科経済システム分析専攻修士課程修了
2012年3月 京都大学経済学研究科経済学専攻博士後期課程修了, 経済学(博士)
2012年4月 京都大学経済学研究科ジュニアリサーチャー (2018年3月まで)
2018年4月 三重短期大学 准教授
研究テーマ
物質的再生産と貨幣的再生産の乖離、グローバル化の国民経済に対する影響、利潤率の変化とその要因
所属学会
経済理論学会、日本経済学会、経済統計学会
最近の主要研究業績
[論文]
・「日本経済の金融化に関する検討‐産業資本の性格の変化に注目して」単著『統計学』112号、2017年。
・「マルクス派最適成長論から成熟社会論へ‐ボウルズ「抗争交換理論」による規定」単著『経済科学通信』139号、2016年。
・「労働価値説からみたピケティ的現象」単著『政経研究』105号、2015年。
・「日本経済における資本蓄積の有効性‐労働生産性の観点から」単著『統計学』109号、2015年。
・“Birth of Agriculture and Its Development Caused by Population Pressure”共著Information,vol.8, No.3, 2015年。
・「産業連関表を用いた置塩型利潤率の計算による資本労働関係の分析‐2000年代初めにおける日本経済の構造変化の抽出」単著『季刊経済理論』第51巻第2号、2014年。
・「人口圧による集約度上昇と一人あたり算出の変動‐モデル化の試み」共著『季刊経済理論』第49巻第2号、2012年。
・“Parameter Estimation for the Marxian Optimal Growth Model”単著The World Review of Political Economy, Vol.2, No.4、2012年。
最近の社会的活動
基礎経済科学研究所発行の『経済科学通信』編集局員として活動
最近の研究課題
現実の経済にかかわる側面では、グローバル化の進展にともなって日本における社会的和解の在り方がどのように変化しているのかということが研究課題です。理論的側面では価値方程式の意味付けを改めて考え直しています。