卒業生のコメント(就職・編入学)　　2016年3月卒業生

生活科学科　生活科学専攻　生活福祉・心理コース　　三島佑奈さん
中川政七商店

　私は、三重短期大学に入学した当初、編入学を希望していました。しかし、色々突き詰めていくと私は学ぶことはとても好きだけれど、勉強することはあまり好きではないということに気がつき、編入学をやめ進路を就職に変えました。就職活動はもちろん初めてのことばかりで、不安は常に私に付きまとっていました。そんな時、学校の先生方や、就職カウンセラーの方に相談できる環境が整っていたことで悩みはなくなっていきました。また、定期的に行われる就職セミナーでも就職活動についての色々な知識を得ることができ、前向きに就職活動を続けることができました。
　三重短期大学に入学してからの二年間は、今までの人生の中で最も濃い期間だったなと思います。この期間の間に体験したことのすべてがこれからの私の軸になりつつあります。自分のことに真剣になってくれる人がいることはとても心強く有難いことです。私にとってそれは三重短で出会った人たちでした。自分のやりたいことを叶えるのは自分しかいないというのは、当たり前のことです。思い切って飛び込んだ先にあるものを存分に楽しんでください。

生活科学科　生活科学専攻　生活福祉・心理コース　小川麗奈さん
児童養護施設　みどり自由学園

　　私は高校生の時から児童福祉施設で働きたいと考えていたので、２年間でしっかりと福祉の基礎から学べる三重短大を選びました。ゼミでは障害者福祉を専門とする先生のゼミに所属していました。ゼミでは、各々が関心のあることについて調べて発表します。私は、児童虐待問題について報告を続け卒論を書きました。皆の意見や感想を聞くことで自分の考えも深まっていくと感じました。
　また、三重短大は就職活動への支援が手厚いのが魅力です。他大学に比べて規模が小さい大学なので、先生や学生部の方との距離がとても近いです。面接練習や履歴書の添削はもちろん、悩みも親身になって聞いてくれるので、就職活動をするうえでとても心強い存在でした。
　学業以外では、私は三重大学の吹奏楽団に所属していました。三重大学の部活に参加することでより多くの個性あふれる友達に出会うことができ、学生生活がより楽しくなりました。私はこの２年間、授業に部活にアルバイトというとても充実した毎日を過ごしてきました。皆さんにもぜひ三重短大で充実した大学生活を過ごしてほしいと思います。

生活科学科　生活科学専攻　生活福祉・心理コース　松下侑里さん
塩尻市役所

　二年間で様々なことに挑戦したいと思い、部活、サークル、勉強、アルバイトを積極的に取り組みました。所属していたバレーボール部では、練習に熱心に取り組み、全員で同じ目標に向かって頑張りました。辛いことも楽しいことも一緒に乗り越え、かけがえのない仲間となりました。
　また、社会福祉士発展コースでより深く社会福祉について学びました。障害のある方々が通う通所施設に2度実習に行かせていただき、人を支援することはいろんな人の思いや、それぞれの立場からのアプローチがあって、成り立っていることを実感しました。自分の考え方が変わるくらいの貴重な経験となりました。
　三重短期大学に入学していろんなことに挑戦してみたら、色んな人に出会い貴重な経験をすることができました。この経験は三重短だからこそできたものです。
　二年間はあっという間に過ぎてしまいます。ですが、自分の時間を自分のために使える二年間です。目標ややりたいことを見つけて、思う存分楽しんでください。

生活科学科　生活科学専攻　生活福祉・心理コース　松田彩花さん
静岡大学人文社会科学部

　私は、高校時代に四年制大学の受験に失敗し、三重短期大学が編入に力をいれていることを知り、三重短期大学に入学しました。私の所属する生活福祉・心理コースは、講義が豊富にあるため、 幅広い分野について学ぶことができ、多くの知識を得ることができます。
　その上、教員と生徒との距離が近いため相談や質問などしやすい環境が整っているのが特徴です。様々な都道府県から多くの学生が入学し、人間的に成長し思い思いの未来へ進んでいきます。
　私は編入学へのチャレンジという経験から肉体的にも精神的にも非常に強くなりました。毎日不安との戦い。でもその度に、自分は 1人で戦っているわけではないことを周囲の人たちに気づかされました。編入という貴重な経験をさせてくれた両親や話を聞いてくれる友達、サポートしてくれる先生が私を最後まで支えてくれていました。その結果、第一志望校合格。国立大学 3 校もの合格をもらいました。
　最後に。自分を変えられるのは自分だけです。諦めず、最後まで自分のことを信じてあげてください。最後に信じられるのは自分が勉強してきた過程です。