学科紹介
Department
学科紹介
Department
食栄とぴっくす
連携校である三重県立相可高等学校の学生向けに、来訪授業が開催されました(2023年12月15日)
11月7日(火)に連携校である、三重県立相可高等学校の学生向けに、三重短期大学食物栄養学科来訪授業が開催されました。今回の来訪授業では、三重短期大学の施設見学、本学教員によるミニ実習を開催しました。
施設見学では、実験・実習にて使用する教室の見学と共に、授業内容の説明が行われました。見学では、実際に行われている実験・実習の内容について意欲的に聞く様子が見られました。
ミニ実習では、2年生で履修する栄養教育論実習の1部を体験しました。
「おやつを変えてダイエットをしよう!」という内容で、まずは減量するエネルギー量(カロリー)を計算した後、実際におやつや飲み物のエネルギー量(カロリー)を調べ、どの組み合わせなら減量できるのか考えました。普段食べているおやつのカロリーや、どうすれば良いのか熱心に考える様子が見られました。
この見学会によって、短期大学の学びのイメージを抱いていただければ幸いです。
「世界の料理」ハンガリー料理を教えていただきました!(2023年11月13日)
毎年実施している「世界の料理」講座を10月12日に開催しました。
今回は「ハンガリー料理」を教えていただきました。
メニューは、
「Brassói aprópecsenyeブラショーイ・アプローペチェニェ(豚肉とじゃがいもの炒め物)」
「きゅうりサラダ(甘酢漬け)」
「kókuszgolyóコークスゴヨー(ココナッツボール)」
の3品を作りました。
ハンガリー料理はボリュームがあるのが特徴で、今回調理に使用した1人分の食材は、豚肉が120g、じゃがいも250gです!
〇「Brassói aprópecsenyeブラショーイ・アプローペチェニェ(豚肉とじゃがいもの炒め物)」
豚肉を炒めてみじん切りの野菜と煮込んだ後、揚げたじゃがいもと炒めます。マジョラムと粉パプリカを使うため、とてもよい風味です。
〇「きゅうりサラダ(甘酢漬け)」
きゅうりの皮をむき、塩もみした後、甘酢で味付けします。ハンガリーは塩味の料理が多いそうですが、きゅうりのサラダは唯一、砂糖を使うレシピだそうです。ブラショーイ・アプローペチェニェと一緒に組み合わせて食べるサラダです。
〇「kókuszgolyóコークスゴヨー(ココナッツボール)」
砕いたビスケットに無塩バター、砂糖、ジャムを加えて小さく丸め、周りにココナツをまぶします。火を使わずに簡単に作れます。
普段、口にすることのない料理を作り、ハンガリーの食文化を知るよい機会になりました!
伊勢街道ウォーキングにて運動生理学研究を実施しました(2023年11月2日)
食物栄養学科の運動栄養生理学研究室と応用栄養学研究室の特別演習活動の一環として、伊勢街道ウォーキングにて身体負荷に関する研究を実施しました。本研究は、5月に実施した御在所岳研究の姉妹研究です。御在所岳に続き、心拍、血圧、動脈血酸素飽和度、水分補給、血糖値、エネルギー出納、運動能力、心理尺度などの評価方法を学習しました。、伊勢神宮外宮からスタートして、ゴールはイオンモール津南、歩行距離36.7km、歩数53,000歩でした(一部の猛者は三重短期大学まで歩き、総歩行距離47.2km、総歩数71,000歩)。
本調査結果の解析をこれから進めていきます。御在所岳研究の解析では面白い事象が判明しており、本調査も期待が持てます。これらの研究成果は、今後、日本スポーツ栄養学会や日本体力医学会にて発表予定です。
以下、学生の発言の一部を記載します。
「一人ではやらないことができて、良い思い出になる。」「赤福美味しかった!」「へんば餅美味しかった!」「登山よりきつい!」
特別演習の内容を紹介します(2023年10月26日)
特別演習では、各ゼミごとにそれぞれ異なる専門的な学習を行っています。
健康教育研究室(服部ゼミ)では、季節、健康、地産地消、バランス食などテーマに沿った献立作成、栄養価計算、調理試作を重ねて、おいしい食事作りに取り組んでいます。
10月5日は、鈴鹿市で育った掘りたてのさつまいもを使用した「地産地消レシピ」を作成しました。
秋の実りに感謝しながら、8品のさつまいもづくしメニューを楽しみました♪
【食事】
おいもご飯
さつまいものグラタン
さつまいものと鶏肉の煮物
さつまいものスープ
【スイーツ】
さつまいものチーズケーキ
クリームチーズ入りさつまいものみたらし団子
さつまいものモンブラン
スイートポテト
特別演習の内容を紹介します(2023年10月17日)
特別演習では、各ゼミごとにそれぞれ異なる専門的な学習を行っています。
栄養学研究室(杉野ゼミ)の特別演習活動では、身近な食材から抽出した酵母を用いたパンの作製を行っています。野菜や果物、ハーブ等、食材によってパンの発酵速度や風味が異なります。各酵母の特性を調べ、酵母の特徴を生かしたパンの作製に取り組んでいます。
学生の声を紹介します。
「酵母の種類によって、パンの風味が変わるものもあれば、酵母の風味が残らないものなど特徴の違いが興味深かった」
「酵母の特徴を生かしたアレンジパンを考えるのが楽しかった」
食物栄養学科、オープンキャンパスのミニ実験実習の内容を紹介します!(2023年7月7日)
2023年7月15日土曜日にオープンキャンパスが開催されます。
当日は、相談会だけでなく、食物栄養学科の教員によるミニ実験・実習も開催されますのでお楽しみに。
開催されるミニ実験・実習は以下の通りです。
オープンキャンパスに参加される方で、ミニ実験・実習を希望される方は、受付の際に実験・実習に参加するために必要なチケットを配布いたします。
尚、チケットには限りがあります。ご了承ください。
ミニ実験①
担 当:相川悠貴准教授
テーマ:肺機能検査と反射試験―解剖生理学実験体験―
概 要:「あなたは健康で元気ですか?それとも、不健康や病気で支援や治療が必要ですか?」その判断をするとき、まずは人間の一般的な状態とはどのような状態かを知り、その上で評価して判断します。今回の実験では、思い切り息を吐きながら、思い切り集中して反応しながら、その評価方法を学んでいきましょう!栄養系の学科のみならず、医療系や健康科学系の学科では皆が学習する解剖生理学の一部を体験してください。
ミニ実験②
担 当:橋本博行教授
テーマ:デンプンが示す、おもしろい現象を確認してみよう ―食品学実験の体験―
概 要:デンプンは、植物が光合成によって貯蔵した炭水化物で、エネルギーのもとになります。一方、デンプン粒子の大きさは、原料となる穀物やイモの種類により数µmから数十µmまで異なります。今回の実験は、デンプン粒子が示す、力を加えると固まる性質(ダイラタンシー)や、加熱して冷やすとゼリー状に固まる性質など、いろいろな種類のデンプンを使って、食物栄養学科の学生と一緒に実験しましょう。
ミニ実習③
担 当:杉野香江講師
テーマ:クッキー材料とおいしさの関係~材料の配合を変えたクッキーを作ってみよう!~
概 要:クッキーの主な材料は、小麦粉、卵、バター、砂糖などですが、それらの配合は生地の状態や焼き上がり、味、テクスチャー、香りなどおいしさに影響します。例えば、油脂類は膨化の役割や脆さを与え、砂糖は甘さを与えるほか、色や香りにも関与しています。材料のそれぞれの役割を観察する目的で、様々な条件のクッキーを焼いてみましょう。なお、作ったクッキーは、試食することも可能です(調理・試食するクッキーは、小麦、卵、乳を含みます)。本ミニ実習にご参加される方は、マスク着用のご協力をお願いします。
「世界の料理」韓国料理を教えていただきました!(2023年6月30日)
2023年6⽉8⽇(⽊)、世界の料理を楽しむ「世界の料理」講座を開催しました。
このイベントは年に2回程度、津市国際交流協会と協働して料理を学ぶ機会と交流の場を設けているものです。
今回は、韓国料理を教えていただき、「キンパブ(韓国のりまき)」「チョレギサラダ」「ワカメスープ」「トック(餅)」を作りました。
その時の様子はこちらから↓
御在所岳にて運動生理学研究を実施しました。(2023年6月13日)
食物栄養学科の運動栄養生理学研究室と応用栄養学研究室の特別演習活動の一環として、御在所岳(標高1,212m)にて登山の身体負荷に関する研究を実施しました。レジャーとして登山を楽しみながら、心拍、血圧、動脈血酸素飽和度、水分補給、血糖値、エネルギー出納、運動能力、心理尺度などの評価方法を学習し、さらには運動不足の解消もできて、一石三鳥の活動でした。
また、本研究は鈴鹿医療科学大学の大槻ゼミと合同で実施しました。ご協力いただきました鈴鹿医療科学大学の先生と学生には、厚くお礼申し上げます。
以下、本学学生の発言の一部を記載します。
「楽しかった。」「今回学んだ調査方法は、将来の栄養士職務で役立ちそうな気がする。」「次もアウトドアしたい。トレーニング不足で身体はバキバキ。」
当学科教員が日本栄養・食糧学会大会トピックス賞を受賞しました。(2023年6月5日)
第77回日本栄養・食糧学会大会において、阿部先生がトピックス賞を受賞しました。演題名は「和食スコアと低骨密度率および60歳以上の骨密度との関連-10年間の国際比較研究」です。
この研究では、伝統的な和食スコアと世界各国10年間の低骨密度は正の関連を、60歳以上の骨密度は負の関連を示すことを明らかにしました。
日本体力医学会東海地方会学術集会で学生が運営補助を行いました&教員が奨励賞を受賞しました(2023年4月3日)
食物栄養学科学生3名が、三重大学にて開催された第27回日本体力医学会東海地方会学術集会の運営補助を行いました。会場設営・受付・会場案内・マイク渡しなど、会を運営するために多大なる貢献を果たしました。また、運営業務の傍らで、「東京2020オリンピック・パラリンピックの医科学サポート」や「体幹部骨格筋の質と栄養素等摂取量の関連」などの講演を聴講し、専門的な学習にも繋がりました。
さらに、同学会において、相川先生の研究発表が奨励賞を受賞しました。演題名は「走運動とエネルギー摂取制限の組み合わせは骨密度と筋量を減少させるが筋ミトコンドリア量を増加させる」です。2021年度から研究室活動(特別演習)で取り組んでいた研究内容の一つが高く評価されました。