学科紹介
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mietan

阿部 稚里

教授 阿部 稚里 Chisato ABE

学位:博士(人間生活科学)、管理栄養士

担当科目:栄養教育論、栄養指導論、栄養教育論実習、栄養指導論実習、給食運営管理論実習Ⅱ・Ⅲ、食物栄養学入門、管理栄養特殊講義、特別演習

略歴

2021年4月 三重短期大学 食物栄養学科 教授(現在に至る)

2020年4月 三重短期大学 生活科学科 教授

2008年4月 三重短期大学 生活科学科 准教授

2007年10月 椙山女学園大学 論文博士号取得

2006年4月 三重短期大学 生活科学科 講師

2002年4月 名古屋学芸大学 管理栄養学部 助手

2002年3月 椙山女学園大学大学院 生活科学研究科食品栄養科学専攻 修了

研究テーマ

和食、食育、栄養教育に関する有効性

所属学会

日本栄養士会、日本栄養改善学会、日本栄養・食糧学会、日本家政学会、日本調理科学会、ビタミン学会、日本未病学会等


最近の主要研究業績

【著書】

1. 栄養教育論、編集 関口紀子、蕨迫栄美子、宇和川小百合、分担執筆、学建書院、 2024年4月(ISBN:978-4762488573)
2. 伝え継ぐ日本の家庭料理 そば うどん 粉もの(p60伊勢うどん担当)、阿部稚里、平島円、一般社団法人 農山漁村文化協会 2020年3月(ISSN1881-5057) 

【学術論文など】

1. Traditional Japanese diet score and the sustainable development goals by a global comparative ecological study. Tomoko Imai, Keiko Miyamoto, Ayako Sezaki, Fumiya Kawase, Yoshiro Shirai, Chisato Abe, Masayo Sanada, Ayaka Inden, Norie Sugihara, Toshie Honda, Yuta Sumikama, Saya Nosaka and Hiroshi Shimokata. Nutrition Journal. 23(1):38. doi: 10.1186/s12937-024-00936-2. 2024年.


2. 和食スコアを構成する食品群と低骨密度率および60歳以上の骨密度との関連-10年間の国際比較研究. 阿部稚里、今井具子、瀬崎彩也子、宮本恵子、川瀨文哉、白井禎朗、眞田正世、位田文香、杉原規恵、本多利枝、炭竃優太、野坂咲耶、下方浩史. 名古屋学芸大学健康・栄養研究所年報 第15号 P21-29. 2023年.

3. 人工甘味料と健康.下方浩史、阿部稚里. 名古屋学芸大学健康・栄養研究所年報 第15号 P49-57. 2023年.


4. 卵の摂取量と閉塞性肺疾患(COPD)有病率との9年間の縦断的関連. 本多利枝、今井具子、瀬崎彩也子、宮本恵子、川瀨文哉、白井禎朗、阿部稚里、眞田正世、位田文香、杉原規恵、炭竃優太、野坂咲耶、下方浩史. 名古屋学芸大学看護学部紀要P21-28、2023年.


5. 葉酸摂取量と自殺率との関連-国際比較研究. 眞田正世,今井具子, 瀬崎彩也子,宮本恵子, 川瀬文哉,白井禎朗, 阿部稚里, 位田文香, 杉原規恵, 本多利枝, 炭竃優太, 下方浩史. 平成医療短期大学紀要第17号P1-9、2023年.


6. The Global Association between Egg Intake and the Incidence and Mortality of Ischemic Heart Disease—An Ecological Study. Norie Sugihara, Yoshiro Shirai, Tomoko Imai, Ayako Sezaki, Chisato Abe, Fumiya Kawase, Keiko Miyamoto, Ayaka Inden, Takumi Kato, Masayo Sanada, Hiroshi Shimokata. Int. J. Environ. Res. Public Health 20(5), 4138; doi.org/10.3390/ijerph20054138. 2023年


7. 和食スコアと低骨密度率および60歳以上の骨密度との関連-10年間の国際比較研究.阿部稚里、今井具子、瀬崎彩也子、宮本恵子、川瀬文哉、白井禎朗、眞田正世、位田文香、加藤匠、杉原規恵、下方浩史. 名古屋学芸大学健康・栄養研究所年報 第14号P1-8. 2022年.


8. 和食、減塩とSDGs. 下方浩史、今井具子、阿部稚里. 名古屋栄養科学雑誌 8号P33-41. 2022年


9. Global association between traditional Japanese diet score and all-cause, cardiovascular disease, and total cancer mortality: a cross-sectional and longitudinal ecological study. Chisato Abe, Tomoko Imai, Ayako Sezaki, Keiko Miyamoto, Fumiya Kawase, Yoshiro Shirai, Masayo Sanada, Ayaka Inden, Takumi Kato, Norie Sugihara and Hiroshi Shimokata J Am Nutr Assoc. 2022 Oct 11;1-8. doi: 10.1080/27697061.2022.2130472. Online ahead of print.


10. Change in the association between coffee intake and ischemic heart disease in an international ecological study from 1990 to 2018. Yoshiro Shirai, Tomoko Imai, Ayako Sezaki, Keiko Miyamoto, Fumiya Kawase, Chisato Abe, Masayo Sanada, Ayaka Inden, Takumi Kato, Norie Suzuki and Hiroshi Shimokata. Scientific Reports. 5;12(1):11319. doi: 10.1038/s41598-022-15611-x.Ayako. 2022


11. Association between the Mediterranean Diet Score and Healthy Life Expectancy: A Global Comparative Study. Ayako Sezaki, Tomoko Imai, Keiko Miyamoto, Fumiya Kawase, Yoshiro Shirai, Chisato Abe, Masayo Sanada, Ayaka Inden, Takumi Kato, Norie Suzuki, Hiroshi Shimokata. J Nutr Health Aging. 26(6):621-627. doi: 10.1007/s12603-022-1811-y. 2022


12. 大豆供給量とうつ病有病率及び自殺率との関連-23年間の国際比較研究. 眞田正世,今井具子, 瀬崎彩也子, 宮本恵子, 川瀬文哉, 白井禎朗, 阿部稚里, 位田文香,加藤匠,下方浩史. 平成医療短期大学紀要第15号P1-6.2022年


13. 相川 悠貴,堀場 みのり,阿部 稚里. ラート競技日本代表選手の減量を成功させた試合前65日間の栄養サポートの1事例. 日本スポーツ栄養研究誌 Vol. 15. P78-85. 2022年


14. Changes in the association between Traditional Japanese Diet Score and suicide rates over 26 years: a global comparative study. Masayo Sanada, Tomoko Imai, Ayako Sezaki, Keiko Miyamoto, Fumiya Kawase, Yoshiro Shirai, Chisato Abe, Norie Suzuki, Ayaka Inden, Takumi Kato, and Hiroshi Shimokata. J Affect Disord. 1;294:382-390. 2021.


15. A longitudinal association between the traditional Japanese diet score and incidence and mortality of breast cancer-an ecological study. Chisato Abe, Tomoko Imai, Ayako Sezaki, Keiko Miyamoto, Fumiya Kawase, Yoshiro Shirai, Masayo Sanada, Ayaka Inden, Takumi Kato, Hiroshi Shimokata. Eur J Clin Nutr. 75(6):929-936. 2021


【学会発表】

1. 和食スコアと認知症有病率との関連―10年間の縦断解析. 阿部稚里、今井具子、瀬崎彩也子、宮本恵子、川瀬文哉、白井禎朗、位田文香、眞田正世、杉原規恵、本多利枝、炭竃優太、野坂咲耶、下方浩史. 第70回日本栄養改善学会学術総会(名古屋)2023年.


2. 和食スコアと低骨密度率および60歳以上の骨密度との関連-10年間の国際比較研究.阿部稚里、今井具子、瀬崎彩也子、宮本恵子、川瀬文哉、白井禎朗、位田文香、加藤匠、眞田正世、鈴木規恵、下方浩史. 第77回日本栄養・食糧学会大会2023年(トピックス演題賞)


3. Traditional Japanese Diet Score and Cardiovascular Disease Mortality -a Cross-sectional and Longitudinal Global Study. Chisato Abe, Tomoko Imai, Sezaki Ayako, Miyamoto Keiko, Fumiya Kawase, Yoshiro Shirai, Masayo Sanada, Ayaka Inden, Takumi Kato, Norie Sugihara, Hiroshi Shimokata. The 8th Asia Congress of Dietetics. (Yokohama, Japan). 2022. (ACD2022 Excellent Poster Award)


【報告書・その他】

1. 2012-2022年度 次世代に伝え継ぐ日本の家庭料理研究総まとめ報告書、 三重県の家庭料理 地域の特徴と家庭料理の事例P123-126、 主に伊勢志摩地区および三重県の行事食の特徴を執筆分担、一般社団法人日本調理科学会、2023年3月 


2. 世界における和食パターンの有用性、三十三トピックス2023年1月号P26、三十三総研、2023年1月


3. 文部科学省委託 つながる食育事業報告書、三重県教育委員会、P94-107執筆分担、三重県教育委員会、2019年2月

最近の社会的活動

【講演】
1. 三重短期大学出前講座「メタボリックシンドロームの現状と食生活による予防」津地方家庭裁判所、2024年1月
2. 三重短期大学出前講座「食事をバランスよく食べよう!」津中央公民館、2023年12月
3. 三重短期大学オープンカレッジ「より良い食生活を目指そう!」2022年11月
4. 三重短期大学出前講座「食事をバランスよく食べよう!」(津市片田公民館)2021年10月
5. 三重短期大学出前講座「食事をバランスよく食べよう!」(津市中央公民館)2021年7月
6. 三重短期大学出前講座「食事をバランスよく食べよう!」(アスト津)2021年3月
7. 三重短期大学出前講座「食事をバランスよく食べよう!」(津市税務署)2019年5月

【外部委員】
1. 日本栄養改善学会評議員2018年11月~現在
2. 日本栄養改善学会東海支部幹事2023年8月1日~現在
3. 第70回日本栄養改善学会学術総会実行委員会委員2022年2月1日~2023年12月31日
4. 日本栄養・食糧学会中部支部評議員2009年4月~参与2011年10月~中部支部庶務幹事2022年4月~現在
5. 令和6年度「みえの地物が一番!朝食メニューコンクール」審査委員長

最近の研究課題

 世界で健康に良いとされる食事の中に、日本の伝統的な食文化である和食がありますが、日本人だけではなく世界を対象とした和食パターンと健康長寿につながる各疾病の死亡・発症・有病率との関連は、まだ明らかになっていません。そこで和食パターンが100か国を超える世界規模において、健康長寿に関連する各疾患の死亡・発症・有病率の低下と関連するか、国際データを用いて明らかにする研究を進めています。
 また三重県は南北に長く、地域によって様々な食文化が見られます。食文化の継承を目的に三重県内の食文化を調査し、子どもの食育につながる研究を行っています。

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